安い土地には理由があります(前編)

2025年08月29日

マイホームを建てようと計画する時、多くの方がまずは土地探しからはじめます。
限られた予算内で理想の住まいに近づけるためには、

コストパフォーマンスの良い土地を探すことが重要ですよね。

土地を探していると周辺より安い土地が売り出されていることがあります。
なぜこのような安い土地が存在するのでしょうか?
8つのポイントを前編・中編・後編にわけて解説いたします。

 

01 |​ 高低差が2m以上ある土地

住宅建設費用に加えて土地の造成費用がかかる為、価格が安く設定されています。
隣接地に「がけ」と認定される高低差がある場合や、
造成によって高低差ができる場合は、価格が安く設定されています。
建築規制をクリアする為に丈夫な擁壁を作らなくてはならず、
その費用もかかる為、その分価格を低くしているのです。
また需要が少ないと、土地の価格が安くなる傾向があります。

 

02 |​ 再建築不可の中古住宅付き土地

建築基準法第42条/第43条では、住宅を建てる宅地は道路(原則として幅員4m以上の公道等)に
2m以上接していなくてはいけないと定められています。
接道条件をクリアしていないと基本的に建物は建てられません。
この規定は1934年の建築基準法改正に伴い変更された内容であるため、
改正以前に建てられた住宅付きの接道条件を満たしていない土地が売り出されていることが稀にあります。

 

続きは中編で…

 

安い土地1